お義母さんと膵がん 68

お義母さんと膵がん

「聴覚は最後まで残る感覚」
看護師さんのやさしさ…と思いきや、人間のもつ五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のうち最後まで健全に機能する感覚は聴覚…という研究内容が実際に多く存在するらしく、驚いた。(もちろん場合によると思いますが)

看護師さんが「おかあさん、3時頃かな。持ってきたりんごと苺、美味しい美味しいって召し上がってましたよ。一口サイズに切ってあって、お口に運びやすくて助かりました」と教えてくれた。

朝、持っていきたいって言って用意したりんごと苺、食べられたんだ…!↓

病院に到着した時、おかあさんは「下顎呼吸」と言われる状態だった。
ゼーゼーと呼吸の音がし、まばたきもなく、とても息苦しそうにみえた。

そう思っていたら、下顎呼吸状態の時は、酸素の取り込みが減少し、体内の二酸化炭素濃度が上昇→脳からエンドルフィンという麻薬物質が出る→下顎呼吸を行う本人は恍惚状態…つまり苦しみはない…らしい。

(この時、酸素を外部から補ってしまうと、体内の二酸化炭素濃度が下がり、エンドルフィンが出なくなって、苦しくなってしまう…ということだった)

聴こえていますように、届きますように、と声をかけ続けた。
夫の声かけの邪魔にならぬよう、夫とかわるがわる色んなことを話しかけ続けた。

この時のおかあさん顔が、ずっと脳裏に焼きついている。




……… ブログランキング参加中 ………
いつもクリックありがとうございます(◜௰◝) 嬉しいです!


コメント