お義母さんと膵がん 45

お義母さんと膵がん

慣れ親しんだ環境を変えたくない、という気持ちはとてもよくわかる。
ただでさえ病気になったことで、自分の望まない方へ体の状況がどんどん変わっていく。

おかあさんから「あの部屋で眠ることが、私の精神安定剤なの」と言われたら、もう何も言えなくなってしまった。本人がしたいようにするのが一番だよな…。という感情に負けてしまった。

この件に関しては、あとになって、とてもとても後悔することになる。
最後のほう、おかあさんの体は弱りきって、階段は1Fに行くことをはばむ断崖絶壁でしかなくなった。1Fにベッドを置いておいたら、おかあさんの死期をもうすこしのばすことができたかもしれない。一方で、最後の日までおかあさんのしたいようにできた、これでよかった、と思う自分もいた。

ヘルパーさんは、ずっと「杖を使って階段を登るのは、危ないからほんとうにやめてください…!」と言い続けてくれた。「しかもあの手作りの棒ですよね…。2階で寝ることにそこまでこだわる意味がわかりません」と嘆いていた。




……… ブログランキング参加中 ………
いつもクリックありがとうございます(◜௰◝) 嬉しいです!


コメント