お義母さんと膵がん 21

お義母さんと膵がん

お正月にうかがうと、毎回「2階には行かないでね!」と言っていたのはそういうことだったのか。私も急な来客時、とりあえずクローゼットにものをしまうタイプなので、わかります、おかあさん…。しかしこの量を2階に持っていくのなら、いっそ片付けたほうが早いのでは?と一瞬考えてしまった。

いやいや、何をとっておきたいかは人それぞれで、おかあさんの価値観と私の価値観は違う。自分の尺度で測るのはごうまんだ。

私たちの家に、おかあさんが来てくれたとき、「まあ、物が全然ないのね!」とびっくりしていた。おかあさんは、ものを大切にする方で、夫が小さい頃に描いた絵、小さな切れ端に書いたメモ、とにかく何もかもとってあった。

私は、片付けがあまり得意ではないので、自分が把握できる以上のものがあるととてもつかれてしまう。なので結婚することになり家を出るとき、厳選したもの以外はすべて処分した。ひとつ物を迎え入れたら、ひとつ手放すようにこころがけている。物を捨てなくてすむよう、なるべく増やさないようにしている。

だから、おかあさんの家の物の量にはびっくりした。
でも、おかあさんにとっては大切なものかもしれない。

とはいえ、ここを通院治療しながら、英気を養う場にするには、多少物を減らさなくてはならないだろう。おかあさんにひとつひとつ判断してもらえたら一番いいけど、そんなに悠長なことを今は言っていられない。

おかあさんに許可をとり、物の選別は夫が判断することにし、片付けていくことにした。




……… ブログランキング参加中 ………
いつもクリックありがとうございます(◜௰◝) 嬉しいです!


コメント