お義母さんと膵がん 16

お義母さんと膵がん

抗ガン剤を投与するにも、ある程度の体力やコンディションが必須なのだ…。
先生のお話では膵臓がんでの、標準的な抗ガン剤選択肢は4つ。
①フォルフィリノックス(3種類の抗ガン剤+1種類の増強剤の多剤併用)
②ジェムザール + ナブパクリタキセル
③ジェムザール単剤
④TS-1

先生曰く、薬剤の威力順序。
①フォルフィリノックス>②ジェムザール+ナブパクリタキセル>③ジェムザール単剤 ≥ ④TS-1

①のフォルフィリノックスは、威力が強い分、副作用も強いため、若くて全身状態が良好な患者さん向けの治療とのことで、おかあさんの状態や年齢を考えると選択肢からは除外。
②のジェムザール+ナブパクリタキセルから始めるのが理想的だが、一刻も早く投与を始めることが優先なので③のジェムザール単剤からはじめ、状態が落ち着き次第、ナブパクリタキセルを追加(②)しましょう。とのことだった。

抗ガン剤の耐性ができ、効果が得られなくなる時がやってくる→別の抗ガン剤を使う…というイメージだそうで、②と③で効果が得られなくなった時は④に移行とのことだった。

①②③は点滴投与、④は飲み薬なので通院ペースを落とすことができる。
しかし威力を考えると、できるだけ長く②と③を使ってガンを叩けるだけ叩いておくことが望ましい、とのこと。

人により薬剤との相性・副作用の出方は異なるので、慎重に状態をみていくことが大切、とのこと。副作用は多かれ少なかれ、必ずある。

それぞれの薬の副作用をみているだけで、心臓の鼓動が早くなった。

副作用は、抗ガン剤の【異常な細胞を攻撃するとともに、正常な細胞にも攻撃が起こる】という特性上まぬがれないこと、だそうだが、抗ガン剤の本には【病気の原因に関わる特定の分子だけを選んで攻撃する】という特性を持った「分子標的薬」があると載っていた。

(ガンの知識がなさすぎて、夫と本を買い漁った日…↓)

断片的な、素人の浅知恵で先生に具体的な質問をするのは気が引けたが、わからないことは何でもきこう。先生にきくと、「膵臓ガンに有効とされる分子標的薬は今のところないんです」とのことだった。

がっくりした。

副作用が最小限で、効果が最大であってほしいと祈った。

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補足:最近ネットの記事で、“膵癌分子標的治療薬の一種であり癌細胞固有な特定の活動をブロックすることを目的とした開発された【オラパリブ】が “2020年12月25日付で、「BRCA遺伝子変異陽性の治癒切除不能な膵がんにおけるプラチナ系抗がん剤を含む化学療法後の維持療法」の適応症を厚生労働省より承認を取得したと発表。”(出典:NPO法人パンキャンジャパン すい臓がんアクションネットワーク さま) というものをみつけました。

新しい治療法や薬が、日々研究・開発されているのだ…。
日夜、携わっている方へ尊敬と感謝のおもいです。




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