お義母さんと膵がん 15

お義母さんと膵がん

夫も私も、しばらく話を聞いているおかあさんを直視できなかった。
心臓の鼓動の音に体中をつつまれているような感覚で、脂汗が出てきた。
とちゅうから、夫と私は交互におかあさんの背中をさすったり、手を握ったりしながら、一緒先生の言葉をきいた。おかあさんは、先生の顔をじっとみつめ静かにきいていた。時々私たちの顔をみながら、不安そうな顔をした。その度に夫が「先生が今おっしゃったのは、こういうことなんだって」とゆっくり伝えた。ひととおり先生が話したあと、おかあさんは「体調って、波があるなあって痛感してる…」とゆっくり、吐きだすように言った。




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