老猫の死 ⑨

病院の先生と相談して決めたこととはいえ強制給餌をしなければ、こんなにトイレとベッドを往復させずに済んだのではないか、と激しい後悔に襲われた。

ミミごめんね、ごめん、と言いながら便にまみれたお尻をふき続けた。

すべて出し切り、ぐったりと横になるミミ。
しばらく撫でていると、少し落ち着いてきた。

ほっとしたのも束の間で、顔つきが変わり口呼吸をするようになった。
明け方で、寝ていた夫をいそいで起こしにいく。

口呼吸が10分ほど続き、ミミは息を引き取った。

夫も私も張り詰めていたものがはじけ、嗚咽をあげて泣き続けた。




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