こんにちは、えーです。
G子さんとの待ち合わせに向かう、二股交際おじさん・R先輩。
そんな先輩に、心境の変化が訪れたようで…。
G子さんとの待ち合わせ時間までは、少し時間があった。
R先輩は決心し、目の前にあったバーバーショップのドアを開けた。

E子さんの笑顔を見てキュン…とした感覚、G子さんとの待ち合わせに向かいながらも頭に浮かぶのはE子さんのことばかり。
やっぱり、自分にはE子さんだ。
G子さんもとても素敵で魅力的だ。何よりこんな自分に好意を寄せてくれている。
正直、捨てがたい…。でも、今はE子さんと向き合いたい。
そんなことをぐるぐる考えていたR先輩に、バーバーショップのおやじさんが言った。「お客さん、随分立派に生やしてるねえ。本当に剃っちゃっていいの?」
「この髭は、僕のスケベ心なんです…。ガッツリいっちゃってください。」
「??そう?よくわかんないけど、まかされたよ!」

ジョリ…ジョリ…
店内にR先輩のスケベ心を剃り落とす音が響く。店内には小さく、かすかにジャズが流れていて、厳かな儀式のようだった…とのちにR先輩は語っていた。ただ髭剃ってるだけじゃないか…と思って聞いていたけど、R先輩にとってはとても意味のある時間だったらしい。
G子さんに好かれたい一心で生やした髭。
鏡に映る、髭のない自分を見てR先輩はスッキリした気持ちになった。

よし!G子さんにちゃんと謝ってこよう!
やる気に満ちて、店をあとにしたR先輩。
待ち合わせ場所へ時間通りつくと、G子さんがいた。
「G子さん!」
G子さんがR先輩の方を向く。
「Rさ…えっ」

〉〉ネット婚活をはじめたR先輩の話㉝へ続きます↓
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