ネット婚活をはじめたR先輩の話⑱【39歳・男性】

R先輩の婚活話

こんにちは、えーです。
R先輩がA子さんと和解?してから1ヶ月が経とうとしていた。

家へやってきたR先輩は憔悴していた。

夫:R先輩、なんだか疲れてませんか…。大丈夫ですか。
私:目の下にクマができてるよ…!大丈夫…。

R先輩:おお、心配してくれてサンキューな…。
最近、夜あんまり寝れなくてさ。

毎日夜になるとA子さんから、
電話かかってくるんだわ…。

えっっ

R先輩:婚活サイトで「こんな人からメッセージがきた」だの「可愛いって言われた」だの「会ってみようかな」「この3人の中だったら誰がいいと思う?」だの…こと細かく話してきてさ…。正直、うるせー、勝手にしてくれって思うんだけどさ、俺も後ろめたいのと、神経逆撫でして万が一、会社に変なこと言われたらどうしよう、と思うと無下にできなくてさ…。いい加減キツいわ…。

我々はA子さんを甘くみていた。「結婚相手が見つかるまで、これまで通り会うこと」なんて言ったって、徐々にフェードアウトしていくだろう…。「思わせぶりなことをして、勘違いさせやがって」と恨んだとして、R先輩との情事は1ヶ月くらいのできごとだ。執着するのは時間のムダ、ハー、次行くか…となるだろう、と。

激甘だった

私:電話…出なきゃいいじゃない。
R先輩:出るまで、ずっとかけてくるんだわ…。

粘着が本格的

A子さんは、どんな気持ちで毎晩R先輩に電話をかけているのだろうか…。

① お喋り大好き、ただの電話相手

② R先輩へのあてつけ、気を引きたい

③ R先輩への復讐、精神的リンチ

① だとする → 相手の都合を考えなさすぎてこわい
② だとする → こわい
③ だとする → こわすぎて絶句

いずれにしても…

こわいよ!

このままじゃ、R先輩は睡眠不足で倒れてしまいそうだ。
A子さんもこのままR先輩に執着していては、他のご縁が遠のいてしまう。

私:後ろめたいのはわかるけど、A子さんとしっかり話した方がいいんじゃない…。

R先輩:だよなあ…。豹変するのが怖くてさ…。殴られて赤ワインぶっかけられた時の豹変ぶりが忘れられなくてさ。前触れなくいきなり、攻撃的になるっていうか。普段は穏やかでおっとりしていて、そんな風になる子に見えないんだぞ…。

腫れ物を扱うように、A子さんに接しているR先輩。
ほとぼりが冷める日はくるのだろうか。
ばしっと止めて欲しい旨をお伝えするのと、A子さんの気が済むまで話を聞くのと、
どちらが効果的だろうか…。

R先輩:そういえば、いいこともあるんだわ。聞いてくれよ。

は?

R先輩:D子さんから、お付き合いしませんかって言われたんだわ

オッさん…!

A子さんがモンスター化しているこの状況で、のどかすぎやしないか。
目が点になる我々をよそに、先輩が続ける。

R先輩:あんなに可愛くて、20代なんだぞ。

相変わらず
好きな理由がクソだな

R先輩:でも、A子さんのこともあるし、今D子さんとお付き合いするのも何となく気分良くないよな。D子さんを傷つけてしまうかもしれないし。

律儀の基準が謎…

私:どうすんの。そんなこと言ってたら二兎追うものは一兎も得ずになるよ。
私ならA子さんにバシッと言うね。D子さんを逃したくないならね。

R先輩:だよなあ…。

その時、R先輩のスマホが鳴った。

A子さんからの着信だった。

!!

〉〉ネット婚活をはじめたR先輩の話⑲へ続きます。




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